退会する前に
ヤフージャパンには、ブログ掲載の件で色々お世話になってきたけれども、愚老のパソコン活動に対する妨害活動が止まないため、残念ながらヤフーから退会することした。だが、退会する前に、もう一度だけ当ブログに投稿する積りでいるので、これは最終回を次回に控えての書き込みということになる。
愚老がこれから語ろうとするのは、愚老に付きまとって「告発」を繰り返してきたX氏に対して助言をするためで、あまり自分の無知無学を暴露するような文章を書いて満天下に恥をさらすようなことはやめなさいという内容なのだ。
昨日、愚老は自分の名前をインターネットで索引にかけてみたら、そこへの書き込みを行っているX氏は、また、内容を変更していた。この人物は知恵が足りないので、愚老をけなす材料が無くなると、以前に投稿したことを二度、三度と繰り返して書き込み、先方から「重複投稿をお断りします」と掲載を断られて来ている。今回も、彼は内容を変更したとはいえ、実質的に以前と変わらない事項を羅列し、その文中で自身の馬鹿さ加減を暴露しているのである。
X氏は、愚老が世界市民を飛び越えて「宇宙市民」を自称していることに、大げさに驚いて見せている。彼はそんな突飛なことを言い出す人間を見たことがないといいたいらしいのだが、愚老はこんなことに驚く氏に逆に驚いたのだ。内村鑑三も二つのJを愛するといいながら、自分の立脚点は宇宙市民たることにあるといっているのだ。
二つのJとは、イエスと日本を意味しているから、内村は日本人である以前に自分は宇宙市民だといっているのだ。日本の国宝と呼ばれた石川三四郎も、自身を宇宙市民だといっている。
しかし、まともな本を碌に読んだことのないらしいX氏のことだから、この辺の知識不足は勘弁してやるとして、愚老が本当に驚いたのは彼の次の文章だった。氏は愚老が無政府主義を宣伝していることをなじった後で、こう書いているのだ。
<で、この記事では、ある無政府主義者を礼賛している。
一方で、論語を引用して社会批判も行っている。
え?????
論語っていえば儒教の書だろ?朱子学の元にもなった、あの儒教の書だろ?
秩序を重んじるのが儒教だろ?
なんで無政府主義者の**氏が、論語なんか引用するのかね>
論語が朱子学の元になっていると知っていることを「よく出来ました」と褒めてやってもいい。けれども、「無政府主義を礼賛する一方で論語を引用して社会批判を行う」ことに、疑問符号を五つも付けて驚いている点には、心底呆れてしまった。
何かを論証しようとするときに、敵方の文献や資料を引用すのは「作文教室」が教えるイロハではないか。武士道を批判しようとしたら、武士道の聖典とされる「葉隠」を引用しなければならない。仏教徒がキリスト教を攻撃しようとすればバイブルを読み、時にその描く愛の世界を賞賛してみせたりする。
本を碌に読まず、作文のイロハも知らないX氏の頭は、俗習・俗念で充満している。だから、まともな人間なら恥ずかしくて口にすることもできないような妄言を平気で吐いてしまう。
彼によると、同じ左翼でも「巨匠クラスの芸術家、学者」なら「カッコいい左翼」で、無名の人間の場合は「カッコ悪い左翼」だそうである。愚老に付きまとったストーカーのK氏は、愚老が校長にもなれず、東大も出ていないことを攻撃材料にしていたが、X氏も高校教師だった愚老を説明するとき必ず「一般職」という但し書きを加え、この言葉で愚老が校長にもなれない「平教員」だったことを強調している。この点、K氏とX氏は実によく似ているのである。
X氏は愚老を「非リア充系」と呼んでいるので、何のことか調べてみたら、友人や仲間に囲まれて、毎日を面白おかしく暮らしている者を「リアルに充足」している人間と呼び、一人ぼっちでパソコンにしがみ付いているような人間を「非リア系」というらしく、彼は愚老を誰からも相手にされず、趣味も仕事もなく、ブログを書くことだけを生きがいにしている哀れな人間と見ているのである。
X氏は、愚老が社会や世論を受け入れることが出来ず、日本人が大嫌いだから、「世間からズレた存在」になってしまうのだという。そして愚老に日本社会や世論を受け入れる受容力を持てと説教する。
成程、X氏は有名人大好きのミーハー式人生観を受け入れ、右派的世論の賛同者になったから、誰からも好かれる成功者になったのだね。きっと君は超一流大学に合格し、大企業の正社員という人も羨むコースに乗ることだ出来たのだろうね。参考のために、君の出身大学と、現在の君の仕事を教えてくれないかな。・・・・・・愚老にこう質問されて、赤面しないようだったら、君は正真正銘の大馬鹿者だよ。
愚老が、当ブログ閉鎖をあと一回分だけ残しておくのは、この書き込みに反論する君に対して再反論するためだ。君の反論を待っているよ。がんばれよ。